財務省などのホームページ(HP)がサイバー攻撃を受けている問題で、国際ハッカー集団「アノニマス」のメンバーの一人が28日、
読売新聞の取材に応じ、「攻撃は自分たちの行為」と認めた上で、
「(違法ダウンロードを罰則化する)改正著作権法が修正されるまでハッキングを続ける」と述べた。
これまでの被害はHPの不具合などにとどまっているが、海外では大規模な情報流出に発展したケースもあり、
警視庁は不正アクセス禁止法違反容疑などで本格捜査に乗り出す方針。
メールやチャットでの取材に応じたのは、アノニマスが情報交換を行っている交流サイトで、
日本政府などを標的とした「オペレーション・ジャパン(対日作戦)」のページを管理する9人の中の一人。
一連の攻撃を指示したり、標的を決めたりする投稿をしている。
今回の攻撃のきっかけについては「電子版の新聞で日本の著作権法が改正されたと知ったから」と明かし、
「数曲の音楽をダウンロードしただけで刑務所に入れられてしまう悪法。これを修正するまで攻撃する」と主張した。
参加している人数については「200〜300人」とした上で、「日本人も加わっているはずだ」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120628-00001684-yom-soci