民主党「過半数の勢い」=旭鷲山、朝青龍の兄は落選か−モンゴル総選挙
【ウランバートル時事】モンゴルの国会に当たる国民大会議(定数76)の選挙で、最大野党の民主党は
29日午前、当地で記者会見し、独自の集計で「36〜39議席を獲得できるだろう」と述べ、半数を
超える可能性があるとの見通しを示した。選挙管理委員会は開票結果を発表していない。
民主党の集計によると、選挙区(定数48)の議席配分の見通しは民主党23、与党・人民党19、
エンフバヤル前大統領が率いる人民革命党と民族民主党の「正義」連合3、無所属3。
比例代表(同28)の議席配分は具体的に明らかにしなかった。
民主党から選挙区で再選を目指していた元小結旭鷲山のダバー・バトバヤル氏は、同党が発表した
当選確実者のリストに入っておらず、当選は難しい見通し。
大相撲元横綱朝青龍のドルゴルスレン・ダグワドルジ氏の兄で元プロレスラーの
ドルゴルスレン・スミヤバザル氏は人民党から選挙区で初めて立候補したが、定数3のうち民主党が
2議席を取ったと主張し、人民革命党も現職の当選が確実としており、同氏の当選は厳しくなった。
(2012/06/29-12:31)
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012062900429