JRさいたま新都心駅東口で商業施設「コクーン新都心」を運営する片倉工業は25日、同駅前に新たなショッピング
センターを建設する第2期開発計画を正式発表した。総事業費は120億円。従来の施設を含め規模は約2.4倍になる。
2015年春の開業を目指す。新施設の核テナントとしてイトーヨーカドー大宮店に移転してもらう方向で調整を進めている。
新商業施設は地上4階建て。売り場面積は3万3000平方メートルで、コクーン新都心(2万3000平方メートル)より4割
以上大きい。コクーンと歩行者デッキでつないで一体的に運営する。3000台を収容する立体駐車場も備える。
コクーンの北側の同社所有地で、現在はゴルフ練習場や駐車場となっている土地を再開発する。隣接する同社の敷地
にはイトーヨーカドー大宮店があるが老朽化している。新商業施設に移転してもらい核テナントにしたい考えだ。
コクーン新都心は映画館や飲食店、書店など104店舗が入居しており、店舗の合計売上高は約139億円。新商業施設が
完成すれば、合計の売り場面積は5万6000平方メートルとなり、駅隣接の商業施設としてはイオンレイクタウン(越谷市)
に次ぎららぽーと新三郷(三郷市)などと並ぶ規模になる。
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