広島県がもみじまんじゅうを「もみまん」と略し、萌えキャラ&女子高生で熱烈アピール

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土産と筆にも「萌え」広がる

アニメのキャラクターやかわいらしいデザインをあしらう「萌(も)え」のアイデア商品が増えている。
世界遺産の島・宮島(廿日市市)では、もみじまんじゅうやしゃもじに美少女のキャラクターを描いた
「萌え土産」が幅広い世代に人気という。筆の里、広島県熊野町では、熊野高生徒が化粧筆
「萌筆(もえふで) Moe FUDE」を開発し、23日の文化祭で限定販売する。

NHK大河ドラマにちなみ、烏帽子姿で平清盛に扮(ふん)した少女を包装紙に描いたもみじまんじゅうを
販売するのは、宮島桟橋前の後藤製菓。5月から12月まで販売する。

当初は若者向けの想定だったが、後藤政彦社長(53)は「『箱がかわいい』
と選んでくださる年配の方もいる」と、幅広い世代からの手応えをつかむ。

熊野高生徒が開発した化粧筆は、ピンクの柄の筆をメーカーから仕入れ、柄の一部に赤や青の
クリスタルガラスでリボンや十字架を装飾。美術部員約20人が5月から、手作業でガラスを付けた。

文化祭では、中庭のテントで4本入りセット(3500円)を70セット売る。
部員たちは「若い人がワクワクするような筆を作った」と胸を張る。

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