福一「水素爆発でみんな心折れ、作業ほったらかして泣いてた」 ←そら菅も怒るわ…

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やばい海水だ・制御室は真っ白…原発事故再現


 福島第一原発の中は事故発生時、どんな様子だったのか。
東電は、最終報告書に作業員らの生々しい証言を盛り込んだ。その証言から当時の現場を再現した。

 中央制御室では、1、2号機の電源盤のランプが点滅した後、次々に消えていった。何が起きたのか分からなかった。
照明は非常灯に切り替わり、警報がすべて止まり、シーンとなった。
 「やばい、海水が流れ込んでいる」と、運転員が大声で叫びながら制御室に入ってきて、初めて津波で海水が流入した
ことを知った。
 海水は施設内のあちこちから入ってきた。「あご下まで水がきており、本当に怖かった」「シャッターが吹き飛び、
建屋内に津波が入ってきた」

 格納容器の圧力を抜くベント作業は、1人15分が目標時間だった。ある作業員は懐中電灯と放射線測定器を手に
1号機建屋に入る頃には自然と小走りになった。入り口前。「扉の向こうがどんな状況になっているかもわからなかった。
ここまで来たら行くしかないと覚悟してドアノブに手をかけて、室内に突入した」

 その1号機は12日午後3時36分に水素爆発した。「何の前触れもなく突然、中央制御室全体が轟音(ごうおん)とともに
縦に揺れ、部屋全体が白いダストに覆われた」「『死』も頭をよぎった」。外にいた作業員はあまりの衝撃で空を見上げた。
「がれきが空一面に広がり、バラバラ降ってきて、逃げた」
 爆発後、精神的にダメージを受けた一部の所員が一時的にオフサイトセンターに避難した。「みな顔面そう白で、
言葉もなく、中には震えている人、泣き出す女性もいた」
ttp://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120621-OYT1T00204.htm