ディーン元気「先祖がバイキングなので明石だこを突いた」
ロンドン五輪男子やり投げ代表のディーン元気(20)=早大=が北欧の海洋民族バイキングの末裔(まつえい)であることが19日、分かった。埼玉県所沢市内で行われた公開練習後に「先祖はバイキングと聞いてます」と、仰天の告白。
海賊としてならした祖先に負けじと「中学時代はよく明石の海に銛(もり)を持って飛び込んで、明石だこを突いてました」と、武勇伝も披露した。
激闘の日本選手権の疲れもあり、この日は体調不良で軽めの調整にとどまったが、父ジョンさんの祖国で行われるロンドン五輪に向け、気合はみなぎるばかり。
今季の世界ランクは10位だが「海外は競技場が広くて、条件がいい。負けているとは思わない」と、キッパリと言い切った。
やり投げではもう1人の代表で、日本選手団の主将を務めることになった村上幸史(スズキ浜松AC)も、瀬戸内海で暴れ回った村上水軍の子孫。海賊の血が流れる最強2トップが、日本やり投げ界初メダルを射止めにいく。
(2012年6月20日)
http://www.daily.co.jp/general/2012/06/20/0005148987.shtml