【犠牲】 汚染灰処理県に依頼した市に県、6市共用汚染灰保管所を強行建設

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汚染灰 窮状解消へ道筋

 1キロ・グラム当たり8000ベクレル超の放射性物質に汚染されたごみ焼却灰を巡り、森田知事が18日、
県営手賀沼終末処理場(我孫子、印西市)内での一時保管施設建設を決めたことで、汚染灰を抱える
関係市の窮状の解消へ向け、一定の道筋がついた。ただ、我孫子、印西両市は反発を強め、施設稼働には
曲折も予想される。

 8000ベクレル超の汚染灰を抱える松戸、柏、流山市と印西地区環境整備事業組合(印西、白井市、栄町)
の3市1組合と、隣接する我孫子市が一時保管場所の確保を県に要請したのは、昨年8月末。
 知事が両市の了解を得ずに建設決定に踏み切ったのは、松戸、柏、流山の3市から「今年の夏には
汚染灰の保管能力が限界に達する」との苦境が伝わっていたからだ。建設決定から完成まで4か月を要し、
ギリギリの時期だった。

 県幹部によると、当初は知事も危機感が薄かったという。しかし、3市の事情を繰り返し耳にし、我孫子、
印西市の了解を待つ余裕はないと判断。14日の細野環境相との会談で、2015年3月末までの最終処分場
建設の確約を取った後、知事は「政府は一時保管施設での保管が恒久的にはならないと約束した。最後は
俺が決める」と周囲に語り、建設決定へ向けて県幹部と最終協議に入った。

 灰は一時保管後、政府が建設する最終処分場に埋められる。政府は9月末までに建設地を決める方針だが、
具体的な根拠はない。県も額面通り受け取っている訳ではなく、知事は記者会見で「国が責任を持ってやると
言っているのだから、信じなければやっておれません」と苦笑交じりに語った。

 森田知事は18日の記者会見に先立ち、我孫子、印西両市長に電話で建設決定を伝えたが、両市長とも改めて反対の意向を伝えた。
ttp://www.yomiuri.co.jp/e-japan/chiba/news/20120618-OYT8T01414.htm
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