ソニーの二の舞い、任天堂が初の赤字転落で迷走中

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1日本鬼子 ◆ukjc/JAP/s
 実はこうしたハイテク機能の誘惑にかられ、行き過ぎた「技術競争の罠」に陥って失敗したのがソニー・コンピュータエンタテインメントの「プレイステ−ション3(PS3)」であった。
任天堂も、ソニ−と同じ失敗の轍を踏んだのだ。
(略)
「もはやハ−ドの開発に多額の資金を投入して、大きな利益を稼ぐ時代ではありません。
3D機能を生かせるソフトを開発するには、膨大な開発コストと多くの人材が必要となります。
今それができるソフト会社は限られており、初期投資にそれだけの資金を掛けるにはリスクが大き過ぎます。
そのため、どうしてもソフト不足に陥ることになります。技術競争よりももっと大事なことは、ケ−タイやスマ−トフォンの普及で、ユ−ザーのゲ−ムの楽しみ方が大きく変わったことです。
多くのユ−ザ−は3Dなどハイテク機能をそれほど求めていません。それよりも、片手間で軽い気持ちで楽しめて、常に新しいアイデアや"驚き"を提供してくれる、セクシ−で魅力的なソフトを望んでいるのです」
それどころか、横井が「枯れた技術の水平思考」と呼んだように、彼らは枯れた技術(ロ−テク)を使って、世界で初めて、世界でひとつしかない、独創的で斬新なアイデアで勝負したからこそ、多くのユ−ザ−に受け入れられ成功した。

 任天堂は3DSの失敗を、今後の開発戦略に生かすべきであろう。
ハ−ドの機能性能などハイテクで勝負するのでなく、誰もが楽しめる遊びの原点に立ち返り、世界でひとつしかない、「世界で初めて」といえるような、ゲ−ム本来の驚きや面白さを提供するアイデアで勝負すべきである。
任天堂を世界的企業に押し上げた天才的ゲ−ムクリエ−タ−・横井軍平(故人、ゲ−ムボ−イ開発者)や宮本茂(マリオシリ−ズ開発者)らは、決して多機能・高性能の技術競争で勝負したわけではない。
(略)
 任天堂がハイテク機能の技術競争に拘る限り、スマートフォンに対抗できないし、ゲ−ム人口の裾野を拡大することもできないだろう。
マイクロソフトやソニ−とは異なる土俵で勝負しない限り、業績復活は難しいのではないか。
(略)

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http://biz-journal.jp/2012/06/post_270_3.html


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