イライラがクラッシュの原因とブルーノ
カナダGPフリー走行2回目のクラッシュは、フラストレーションがたまった結果だったとブルーノ・セナが
認めた。
セッションを40分ほど残して、ブルーノは最終シケインでマシンリアエンドのコントロールを失い、スピン
しながら後ろ向きに"チャンピオンズ・ウオール"に激突した。マシンは激しいダメージを負ったが、ピットに
戻ったブルーノは『Sky Sports(スカイ・スポーツ)』に対して、セッション中にクリーンな走りができなかった
ためにハードにプッシュしすぎたことが原因だと語った。
「大きなクラッシュだった」とブルーノ。「ちょっとイライラしていたんだ。毎ラップ、トラフィックに悩まされて
――全然クリアラップが取れなかった――それでシケインで少しハードにプッシュしすぎたんだ。ここが
チャンピオンズ・ウオールと呼ばれるのには理由がある。みんなあのウオールには問題を抱えているようだ。
大きなクラッシュだったから、不運なことにクルマには大きなダメージがある。でも、僕らは素晴らしい
チームだ。きっと彼らが直してくれるし、明日は軌道に戻れるはず」
「かなりのダメージだよ――クルマのフロントエンドもリアも壊れている。とても不運なクラッシュで、まず
リアをぶつけ、次にフロントまでぶつけてしまった。でもスペアはたくさんあるから明日は元通りになるはずさ」
アップデート版のフロントウイングにもスペアがあるのかと尋ねると、ブルーノはこう答えた。
「ああ、うん。あるよ」
http://ja.espnf1.com/williams/motorsport/story/80869.html