情報処理推進機構(IPA)セキュリティセンターおよびJPCERTコーディネーションセンター
(JPCERT/CC)は2012年6月1日、バンダイナムコゲームスが提供するゲームアプリ
「魔法少女まどか☆マギカ iP for Android」における情報漏えいの脆弱性を、
JVN(Japan Vulnerability Notes)において公表した。
同アプリには、Twitterとの連携機能があるが、ユーザが入力したTwitterのアカウント
情報を平文でログファイルに出力してしまう問題が存在しており、これによりAndroid端末の
ログ情報を閲覧する権限のあるアプリケーションによって、Twitterのアカウント情報が取得
される可能性があるという。
なお、提供元であるバンダイナムコゲームズでは、5月30日の段階ではこの脆弱性による
被害報告は届いていないとしているが、同社Webサイト「魔法少女まどか☆マギカ ポータ
ブル」にて、今回の脆弱性の影響を受けるバージョン(バージョン1.05以前)とバージョンの
確認方法、ならびにバージョン1.06へのアップデート手法を掲載している。
また、すでに新規ダウンロードは終了しており、同アプリを削除しているユーザーには影響
はないとしている。
バンダイナムコゲームズがアナウンスしているバージョンの確認方法とアップデート方法は
以下の通り。
http://news.mynavi.jp/news/2012/06/01/094/