神戸の初夏を彩る「神戸まつり」は最終日の20日、神戸市中央区の三宮周辺で約5500人がサンバなどを
披露する「おまつりパレード」が行われ、熱気あふれる演技に大きな声援が送られた。
阪神大震災を乗り越えた神戸から東日本大震災の被災地を励まそうと、今年のキャッチフレーズは
「神戸から ひろがれ つながれ きずなの輪」。
昨年に続き宮城、岩手、福島の東北3県の物産展が開かれたほか、パレードが行われるメーンストリートに、
兵庫県内へ避難した被災者のための特別観覧席が初めて設けられた。
福島県会津若松市から避難し、幼い子供3人を連れて見物に訪れた女性(39)は「子供がとても喜んでいる。
来年は私たちもパレードに参加してみたい」と楽しんでいた。
http://photo.sankei.jp.msn.com/kodawari/data/2012/05/0520kobe/