釧路地方気象台は17日、北海道釧路市のサクラの開花を発表した。鶴ケ岱公園にある
エゾヤマザクラの標本木で同日午後に確認した。開花日は平年と同じで、昨年より1日早い。
国内59カ所にある気象庁の観測地点で最後。根室市では一昨年の測候所廃止以降、
市観光協会などが観測している。早ければ今週末の開花が予想され、昨年12月24日の
石垣島から始まった桜前線のゴールとなる。
開花宣言は1本で5?6輪の花をつけることが条件。釧路の標本木は3本あり、
17日午前10時には1本に1輪だったが、午後3時に同じ木で10輪程度確認された。
同気象台は「開花宣言後、3日程度で満開になるが、19日は気温が下がる見込みなので
延びるかもしれない」と話した。【山田泰雄
http://mainichi.jp/select/news/20120518mog00m040006000c.html