宮城県石巻市で発生した震災がれきの広域処理を国から要請されている北九州市は1日、専門家らでつくる
検討会の初会合を開き、月内にもがれき約80トンを搬入し市の焼却工場2カ所で試験焼却すると表明した。
震災がれきが西日本で焼却されるのは初めて。市は大型連休明けに職員を宮城県に派遣し運搬方法や時期を
調整する。来週から市民向けの説明会も開く。
市によると、木くずなどの可燃物を一般廃棄物と混ぜて、新門司工場(門司区)で約48トン、
日明(ひあがり)工場(小倉北区)で約32トン試験焼却する。焼却灰は響灘西地区廃棄物処分場(若松区)に
埋め立てる。その際に敷地内の放射線量を測り、4月に測った現地の数値と比較。焼却灰の放射性物質の
濃度も測定し、基準値を超えていないかどうか調べる。
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