解任の神戸・和田監督「去るのは残念」
デイリースポーツ 4月30日(月)18時26分配信
30日に解任が発表された、J1神戸の和田昌裕監督は「結果が出なかったのはすべて僕の責任。
強化部も経験してるので、早めに手を打つというのも分かる」とリーグ8節を終えた時点でクラブが下した判断に、理解を示した。
一方で、選手時代から含めて17年間にわたって携わってきたクラブだけに「監督を辞めることよりも、クラブを離れるということの方がしっくりこない。
でも育ったクラブ、地元の街で監督をできて、幸せ者だった」と語った。
エースFW大久保は「責任はオレらにだってある。申し訳ないと言っていたが、オレらも申し訳ない」と沈痛な表情。指揮官自身も
「(21日の)柏戦で得点を決めた野沢が駆け寄ってきてくれたり、(28日の)横浜M戦でも点取った大屋が来てくれた。
絆がある状態で去るのは残念だけど、ありがたくもある」と語る通り、求心力も失っていなかった。
最後には「世界に出て行ける、そんなクラブになって欲しい。監督を辞めても、僕は神戸を絶対に嫌いになれない。やっぱりこのクラブしかないんで。
名前を呼んでくれるサポーターに感謝しているからこそ、申し訳ない気持ちでいっぱいです」と語り、クラブハウスを後にした。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120430-00000055-dal-socc 後任には元G大阪監督の西野氏の就任が決定的だ。関係者によると、すでに最終交渉に入っており、G大阪時代に西野氏の右腕だったブローロ・フィジカルコーチの招へいにも動いている。
大宮戦、5月6日のC大阪戦(金鳥スタ)の2試合は安達コーチが暫定的に指揮を執る予定。西野新監督の初陣は名古屋戦が有力だ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120430-00000006-spnannex-socc