英国Sophosの最新の調査で、米国Apple製のMac10万台のうち3%が、ここのところ猛威をふるっている
「Flashback」を含むOS Xのマルウェアに感染していることが明らかになった。
調査の結果、感染を示す証拠が発見されたのは2,700台。うち4分の3は、Macをターゲットにしたものとしては
初めて世界で爆発的に拡大した、JavaベースのマルウェアFlashback(またはFlashflake)だった。2番目に多かった
のが昨年流行した「OSX/FakeAV」と呼ばれるトロイの木馬(17.8%)。3位には2007年に出現し、表面上はほぼ
消滅した「OSX/RSPlug」(5.5%)、次に2009年の「OSX/Jahlav」(1.2%)と続く。
さらに5台に1台のMacには、様々なWindows版のマルウェアが隠れていたことも判明した。PC版マルウェアは
Macには直接の被害を及ぼさないものの、隣接する家庭用/仕事用のPCなどに感染が拡大する可能性がある。
IDG Interactive, Inc.
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