http://www.japanjournals.com/index.php?option=com_content&view=article&id=2708:toilet-tissue&catid=37&Itemid=96 環境への影響を配慮し、英大手スーパーマーケット・チェーン「セインズベリーズ」が、
新タイプのトイレットペーパーを売り出すという。「デイリー・メール」紙が報じている。
新たに発売されるトイレットペーパーは、各店舗へ商品を運搬する際に排出される
二酸化炭素の削減など、環境への悪影響を極力減らそうという試みのもとに開発
された商品で、トイレットペーパーの芯の直径が従来のものより小さくなっているという。
かつて「Andrex」などのトイレットペーパー製造会社は、ペーパーの長さを増やすなどの
試みを行ってきたが、芯を小さくするというのは初の試みと見られている。
トイレットペーパー全体の直径は123ミリから112ミリになり、従来と比べて11ミリ縮小。
ただし、ミシン目の入ったシートの枚数は240枚で、以前と変わらないとされている。
英国人は1人につき年間平均50個のトイレットペーパーを使っているとされ、それらの
運搬にかかる費用は決して安くなく、また環境にも大きな影響を及ぼしているという。
「セインズベリーズ」は新トイレットペーパーの販売により、業者から店舗までの大型
トラックの往復を年間500回分節約でき、二酸化炭素の排出も140トン分抑えることができると説明。
ちなみに、芯が小ぶりになっても、トイレの備え付けホルダーには問題なくセット可能だという。
新型トイレットペーパーの価格は従来どおり1.99ポンド(4個入り)で、「セインズベリーズ」
で来月から販売が開始される予定。