【パクリ騒動】 「アクセル・ワールド」は「エア・ギア」のパクリであることが明らかに

ファーラス
読んで驚いた。講談社「エアギア」の完全なトレースである。私もその漫画が大好きなので、作者とは楽しく原作について
会話できるだろう。加速＝エアトレック、バーストリンク＝パーツウォウ、バーストリンカー＝ストームライダー、レギオン＝
暴風族、シルバークロウ＝小烏丸、チユリ＝リンゴ、黒雪姫＝シムカ（+眠りの森）、タクム＝奏音、純色の６王＝頂の８人
の王、直結＝調律、ブラックロータス＝クレイジーアップル……最初の敵の技が壁登りであったり、主人公に翼が生えて
勝つギミックまで完全再現。怖いもの知らずとはこの作者のことである。

パロディ、オマージュ、パクリの違いはわかっているつもりである。これはもう、「バレないことに賭けた」パクリである。原作が
好きなのは非常によく伝わってくる。だが、原作が好きならなぜ作者に敬意を払えないのか。それは自重という行為によって
のみ達成されるものだ。この世に完全なオリジナルなどないいが、原作の魅力を咀嚼究明した上で、自分なりの物語・着地
点を描き出すが「作家」のできる全てである。

極論、問題の名詞をエディタでエアギア名詞に一括変換するだけでエアギアのパラレルワールド・ノベライズになるのである
（しかも出来がいい）。それどころか、「○○区第三エリア」などはそのまま使っているし、１巻末の「ネガ・ネビュラス立ち上げ」
は経緯から演出に至るまで全て「ジェネシス立ち上げ」と同じであり（主人公の勝利と同時に、かつての王がチームを再度立
ち上げ、主人公がその注目チームに迎えられるという展開） 、設定だけでなく話の運びまで病的にトレースしている。

「純色の６王」「かつて仲間割れがあった」は、エアギアの「頂きの８人の王」「かつて仲間割れがあった」である。しかもそのとき
に赤の王を再起不能にしていると触れられるが、これはエアギアで石の王キリクが炎の王スピットファイアを再起不能にした話
を連想せざるを得ない。せめて青の王とやら辺りにしとけ。そもそも主人公の「シルバー・クロウ」のシンボルがクロウ＝カラス
なのだが、エアギアの主人公のシンボルもカラスでありチーム小烏丸なのである。せめてシルバーイーグルとかシルバーファ
ルコンにしとけ。

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