http://www.afpbb.com/article/life-culture/culture-arts/2872263/8805219 同美術館は、ナポリを拠点とするマフィア「カモッラ(Camorra)」に反対する展示を行ったことで有名になり、
以前より脅迫を受けていた。
マフィアからの脅迫や文化遺産保護に無関心な政府に耐えかねたマンフレーディ館長は前年、ドイツの
アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相に亡命を求める手紙を送っていた。同氏は亡命が認められれば
美術館ごとドイツに行きたいと話していた。
ドイツ政府からの返答はなかったが、ベルリン(Berlin)の有名な芸術施設「タヘレス(Tacheles)」から、
カゾーリア現代美術館に「芸術上の亡命」を受け入れるとの申し出があり、2011年5月に反マフィアを
テーマとした所蔵作品の一部がタヘレスで展示された。