同時襲撃 “アフガン在留邦人は全員無事”
4月16日 1時19分
アフガニスタンの首都カブールで、武装グループが大使館が集まる地区や議会などを同時に襲撃し、
アフガニスタンの軍や警察との間で戦闘を続けています。
外務省によりますと、アフガニスタンに在留しているおよそ150人の日本人すべての無事は確認できたということです。
アフガニスタンの首都カブールで、15日午後(日本時間の午後6時すぎ)、武装グループが、
欧米の大使館が集まる地区や議会、それに国際部隊の司令部などを狙って同時に襲撃しました。
地元の警察によりますと、武装グループは駆けつけたアフガニスタンの軍や警察との間で
今も銃撃戦を繰り広げていて、これまでに武装グループの男2人が射殺されたということです。
また、今回の襲撃で、カブールにある日本大使館は、ロケット弾が数発打ち込まれて
建物の壁や窓ガラスが破損するなど少なくとも3か所で被害が出たと明らかにしました。
ただ、大使館の日本人職員20人を含め、当時、大使館にいた合わせて70人余りは全員、
無事で、一時地下の施設に避難したあと、敷地内の宿泊施設などに戻ったということです。
(略)
一方、タリバンのスポークスマンは、NHKの取材に対して、カブールなど4つの州で同時攻撃を仕掛けたと犯行を認めたうえで、
今回の襲撃は春の軍事攻勢の開始だと宣言し、今後、さらに攻勢を強める姿勢を示しています。
外務省“アフガン在留邦人すべて無事”
外務省は、佐々江事務次官をトップとする「対策室」を立ち上げるとともに、
玄葉外務大臣が情報の収集や日本人の保護に全力を挙げるよう指示しました。
外務省によりますと、日本時間の15日夜遅く、首都カブールの日本大使館の職員を含め、
アフガニスタンに在留しているおよそ150人の日本人すべての無事が確認できたということです。
また、日本大使館にはロケット弾4発が着弾し、建物の壁や窓ガラスが壊れたということです。
リンク先に全文
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120416/k10014467061000.html