北ミサイル、20の破片が広範囲に…韓国国防省
【ソウル=中川孝之】韓国国防省は13日午後、北朝鮮の長距離弾道ミサイルが発射から9分余りで海上に落下するまでの、詳細な追跡結果を発表した。
黄海に展開していた同国海軍のイージス艦が、レーダーで捕捉した情報だという。
それによると、午前7時39分頃、北朝鮮西岸・東倉里
の基地から発射されたミサイルは、2分15秒後、同基地の南方数十キロ、高度約70キロで二つに分離した。韓国軍は「空中爆発したと推定される」としている。
ミサイルは二つに分離したまま、さらに上昇を続けたが、最高高度151キロに達した韓国北西部・白リョン島
上空でいずれも落下し始め、最終的に約20個の破片が、韓国の西沖合100〜150キロの公海上の広い範囲に散らばった。(リョンは令へんに羽)
(2012年4月13日19時18分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20120413-OYT1T00937.htm