【嘉手納】12日午後0時35分ごろ、米軍嘉手納飛行場で、米軍第31海兵遠征部隊所属第311
海兵隊攻撃中隊のAV8Bハリアー攻撃機1機が、車輪が十分出ていないままの状態で南側の滑走路
に進入し、機体が地面に接して滑走路上に停止した。
米海兵隊が原因を調査中。事故の影響で南側滑走路が同日夜間まで閉鎖された。
目撃者によると、沖縄市側から飛行してきた同機は一度着陸を試みたが、再び上昇して旋回し、車輪が
十分に出ない状態で国道58号側から再度進入、機体が地面に接した状態で停止した。
沖縄防衛局の問い合わせに対する米海兵隊の回答によると、通常訓練を終えたハリアーが「着陸装置の
一部を下ろした状態で制御のとれた着陸をした」という。同機は爆弾などは搭載しておらず「周辺地域の安
全に懸念を生じさせるものではない」と説明、負傷者もいないという。
着陸後は同機周辺を緊急車両が取り囲んだ。数時間にわたり滑走路上に停止し、関係者が同機の周りを
調査する様子が見られた。
http://mainichi.jp/area/okinawa/news/20120413rky00m040003000c.html