時代はジェンダーフリー!
世界規模のミスコンテストを主催しているミス・ユニバース機構は、出場資格等の規則を変更し、2013年のミス・ユニバース大会から性転換者にも参加資格を認めるとの発表をしている。
ミス・ユニバース大会の性転換者の参加については、2012年カナダ大会予選に出場したジェンナ・タラコバさん(23)が、過去に性転換手術を受けたこと(出生時は男性であるため)を理由に失格となったが、
同機構の代表である米富豪ドナルド・トランプ氏の意向で失格が撤回されたことがある。
このことは性転換者に対する差別的見解が緩和されたと評価出来る一方、美容整形を含め外観を手術により形成するという点がミスコンテストとして奨励されるべきかは別の問題として懸念されうる。
私個人の見解を述べさせて頂くと、今回のミス・ユニバース機構の決定は下記の観点からも称賛したい。
ミスコンテストで性転換手術をした元男性(現時点では女性)が仮に出場していたとして、他の女性出場者がその方に負けるということは純粋に実力で勝敗が決したということになる。
言い換えれば負けた時点で相手(この場合は性転換をした元男性の魅力等)の実力を素直に認めなくてはならない。
そして相手の実力を認めた上で実力(魅力等)向上のための自己の研鑽を積む努力こそが美しいと考えたいものである。
http://news.mynavi.jp/c_cobs/news/terrafor/2012/04/2013-3.html