「元気のいいあいさつですね。今日のあいさつを忘れないようにしてください」
2日、県庁の入庁式で上田清司知事は新人職員への訓示であいさつの重要性を語った。
知事は9年前の就任当時、「早朝に元気な声であいさつする職員は10人に1人、昼間にすれ違うときは30人に1人」の状況に
愕然(がくぜん)とし、庁舎に張り紙をするなど繰り返し注意。「最近やっと10人中9人はできるようになった」と常々、口にしている。
「採用面接で『私は元気はつらつ積極人間、やる気満々です』と言った人が、実はそうでないことがある。これでは詐欺師だったってこと」
いきなりの先制パンチに新人たちは静まり返ったが、「笑ってもいいんですよ」とにっこり。緊張をほぐした後は、いつものように
予定を大幅に上回り、40分以上も語り続けた。
■ソース msn産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120408/stm12040808000000-n1.htm