文章の美しさに酔える小説教えてください

［顔］綿矢りささん

大江健三郎賞を受賞する綿矢(わたや)　りささん（２８）
撮影・川崎公太

　１７歳の時、「インストール」で鮮烈なデビューを飾って１０年。節目の年に刊行した「かわいそうだね？」（文芸春秋）が、ノーベル賞作家が選ぶ賞を射止めた。

　「同年代の女性に向けて書いたつもりだったので、年が離れた男性の大作家に読んでいただけたのが驚きで、喜びでした」

　京都市出身。早大在学中、「蹴りたい背中」で芥川賞を最年少で受賞したが、その後、書けない時期が続いた。「文章の美しい流れと、
物語の筋としての面白さが両立するもの」を目指し、書き始めても、気に入らない。「２０枚書いても１０枚削って……精神的につらかった」。気分転換に、洋服販売員のアルバイトも経験した。

　突破口は、「とにかく書き進めて見直す」とやり方を変えたこと。受賞作は百貨店勤務の女性と彼氏、その元彼女の三角関係をテンポ良く描き、
大江さんは「群像」５月号掲載の選評で「彼女の文学生活のひとつの転機を記念する傑作」と評した。

　「今は、書き続けよう、というより、書き続けたい、かな」

　鴨川を渡る春風のように、気負わず、自分らしく。（文化部　金巻有美）
（2012年4月7日 読売新聞）

http://www.yomiuri.co.jp/komachi/news/20120407-OYT8T00264.htm?from=yolsp

依頼＠133

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>>1
なんなんだよ！アフィじゃないじゃないか！ごめんなさい！

えっと、えっと、スイートスイートシスター！

稲垣足穂

面白いかどうかはさておき
堀江敏幸は群を抜いて文章が上手いと思う

そんなにこの人凄いんだろうか。
小説家・・。小説。
小説書きたいって思ったことないもんな。
だいたい書き出しがわからないし。

なんだろ。

うおおおおおお。
俺は叫んだ。

どうせ三島だろ

惡の華

日本的な美しさを追求してるの教えてください
しびれちゃうようなの
川端康成だとどれですか？

なんかさ、小説家って自分に酔ってないできなさそう。
だって自分のお話だよ。自分に余程自信ないと無理だよ。
ってことは、俺は小説家の心を学ばないといけないのかもしれない。

>>9
えっと、暗夜行路

バカとアンケと召喚獣

>>10
芸術家（自称含む）って基本ナルシーじゃね

春琴抄だな　関西弁は美しい

>>13
そっか。小説家は芸術家か。
芸術への気持ちは少しはわかるから、
そこから理解していけば小説を書きたくなる
気持ちも理解できる日が来そうな気がする。

掌の小説

全く最近の書き込み見えると情けなくって涙が出てくる。
ガチガチのガタイしたいいオスが「トロマン」とか言って
軟弱な菊門を誉めそやしてやがる。
アホかおめえら！
そんなユルユルの死体みてぇな穴に
チ○ポ入れて何が気持ち良いんだ？
男ならもっとビシッ！と括約を引き締めやがれってんだ！
俺はその為に毎日１０００回の竹刀の素振りを欠かさない。
「オスッ！オスッ！」と気合を入れながら振り下ろす度に菊門にギュッ、と力を込める。　

こうして鍛え抜かれた俺の肛門は「トロマン」なんて軟弱なシロモンとは対極を成す、まさに「ガチマン」だ。
そのあまりの締まりにハッテン場じゃあ“万力のイチ”って呼ばれてる。

そんな俺だが、俺でさえホリ抜ける程の逞しいチ○ポの持ち主を心待ちにしている。
勿論、最高のシマリを味わいたい命知らずの挑戦も受付中だ！
毎週金曜21時頃はだいたい******の大部屋にいる。178*74*30角刈りにねじり鉢巻がユニフォームだ。

俺の鍛え抜かれた金鉱脈！掘れるもんならホッてみやがれ！！

抜けて谷崎だな

原�ｫは冒頭の文は上手いな
後半タレて逝くけど

小説
「後ろで大きな爆発音がした。俺は驚いて振り返った。」

ケータイ小説
「ドカーン！私はふりかえった。死んだ。」

ラノベ
「背後から強烈な爆発音がしたので、俺はまためんどうなことになったなぁとか、そういや昼飯も食っていないなぁとか色々な思いを巡らせつつも振り返ることにしたのである。」

奈須きのこ
「――鈍、という炸裂音が、私の頭を掴み、後ろへと捻じ枉げる。」

山田悠介
「後ろで大きな爆発音の音がした。俺はびっくりして驚いた。振り返った。」

志賀直哉
「背後で轟音が鳴った。自分は振り返った。」

村上龍
「後ろで爆発音がした、汚い猫が逃げる、乞食の老婆が嘔吐して吐瀉物が足にかかる、俺はその中のトマトを思い切り踏み潰し、振り返った。」

水嶋ヒロ
「後ろで大きな爆発音がした。土管が爆発したな。ドカーン、なんちゃって」

佐藤泰志
宮本輝

津原泰水
山尾悠子
小川未明

村上春樹

銀の匙

プロットなんてほんとにサイコロで決めてよかったんや・・・

星新一だな。

三島の小学生のときの作文が貼られるんだろうな

阿川弘之 戦艦大和の最後

アフィ国

ドグラマグラ

ピンチランナー調書

マジキチ

美しい文章は知らないが
文章かいてる俺たちは美しいとか思ってるなっていうのは頻繁に見かける

矢作俊彦もだな

>>20
面白い。

花袋でも読め

連城三紀彦「戻り川心中」

読んだことないけど大江健三郎

源氏物語でも読んでろ

綿谷がこの流れの書き手になるとは、初期の作品からはちょっと予想できなかったかもな

http://www.yomiuri.co.jp/photo/20120407-059839-1-L.jpg
誰このオバハン

高橋源一郎のペンギン村に陽は落ちてだったかな
初めて筒井読んだ時と同じ位感動した

>>21
宮本輝は、泥の川とか錦繍とかの文章がいいね。ストーリー的には青が散るが素晴らしいけど

>>36
連城三紀彦は恋文もいいよね。

>>39
綿矢りさの蹴りたい背中は、オタっぽい女子高生の心情がうまく描かれたね。

>>33
ラララ科学の子しか読んでないけど、わざわざ買ってまで読むべきとは思えなかったな

藤原伊織さんの文章は読んでて惚れ惚れする

あんな文章を書けるようになりたい

谷崎潤一郎がいいと聞いた

五木寛之はオッサンになったら手を出そうかと考えている

エッセイが多いが須賀敦子は抜群だと思う

夢枕貘 陰陽師

かいこうたけし

ジェイムズ・エルロイのホワイトジャズ

川端康成

ニューロマンサー

田中芳樹

>>42
矢作はアメリカのハードボイルド作家へのオマージュとして書いた作品の方ね
短いセンテンスの中で上手く起承転結をこなした文を書けてる時があるから

そいや、チャンドラーの文は韻も流れも美しいって言われてるけど、訳文の方はなかなか難しいみたいだぬ( ˆωˆ)
ワジは英語読めんのでわからんが

細雪だな
web小説で一人称の少女少女してる話が結構あるじゃん
SSでも比較的多いのかな
ああいうスタイルの極致
細雪じたいは三人称なんだけど、あの語りは、凡百の独白をはるかに凌駕する細やかさを持ってる

>>41
お前それはダメだ
お前はもっといろんなものを読むべき

>>42
矢作は多くハードボイルドだから、かっこいいとか浸れるってひと向けだろうな
でもラララ科学の子の文革描写、娯楽小説としてはなかなかよくなかった？

水上勉　谷崎潤一郎　菊池寛　志賀直哉

中島敦とか凄いよな
さすが教科書にのるだけはある

短い文でわかりやすい
藤原伊織

芥川　夏目　鴎外は酔えない

>>53
チャンドラーの原文自体は比較的読みやすいよ
その魅力をってなったらそれだけじゃ無理だけど

>>47
わかる。ものすごく短くて空白ありまくりなのに、情景とかが凝集されてて、
スイスイ読めるのに、ものすごく濃いコーヒーを飲んだかんじになる。

高村薫

異論は認める

>>30
いいよね
当時の小説であれだけ多様なスタイルを用いてるのは異常だよね

>>53、>>54
ハードボイルの人だったのか。全く知らんかった……

あまり文章があわなかったけど、ストーリー的にはたしかに、
文革時の中国の農村の生活が具体的に書かれて面白かったね。
日本に戻ってきてからの主人公の戸惑いとかもリアルだし。

神林長平作品
スラスラ読めて良い

ＫＡＧＥＲＯＵ

赤江瀑が出てないとか…

火星年代記

山本周五郎は読みやすい上に異様に綺麗で品がよい

>>66
赤江瀑はいいところですぐ脈絡のないセックスの話にしちゃうから下品

>>67
原書が最高だな

お前ら日本人なら冥途の飛脚一度は読んどけ
あまりの美文に終始アヘ顔になるぞ

池澤夏樹

>>67
ブラッドベリは確かに美文なんだが
翻訳だと1割も伝わらないからなあ

ドカベン

山月記
超絶すぎて一回りして中二っぷりを感じる

三島三島アンドシェイクスピア

藤沢周平

誰か忘れたけど、潮騒って本の文章がすごいうまかった
新幹線のホームで拾って読んだ

松浦理英子のナチュラルウーマンとか。

矢作の親分がまた元気にやってるようでなにより

ハードボイルドってなあ気取りなんだよ
俺に気取らせろ！

高橋和巳

彼を読むと現代の小説は思想的にも文章的にももう読めない

丸谷

翻訳が佐々田雅子ならなんでも面白い

谷崎潤一郎、川端康成


あ、安部公房

おまえは良さがわからないから無理

野呂邦暢

>>37
一度でいいから読んでみるといいよ基地外じみた名調子だから
セヴンティーンも入ってる文庫版の『性的人間』が読みやすい
長編は万延元年のフットボール、洪水はわが魂に及び、ピンチランナー調書あたり
同時代ゲームのぐちゃぐちゃ感もたのしいぞ

幸田文

池波正太郎

向田邦子

山崎豊子

乱歩「孤島の鬼」の冒頭の告白文。

お前等にお勧めされた谷崎読んだぞ
エロ小説だったぞ

結城彩雨

丸山健二
しびれる

中島敦は悟浄出世がいいぞ
未完なんておしまれる

リアル鬼ごっこでも読んでろ

開高健

ここまで海外文学無しとは・・・

タルホの電気の話

酔える訳では無いがロアルドダールの文は面白い
大人も十分楽しめる文章だった

ヘルマンヘッセ

檸檬読んで鬱増進

>>81
理知的な文章といえば高橋和巳だよなあ

Oヘンリー　ヘミングウェイ

高野聖

ジョージ・オーウェル

町田康の「ぐっすん大黒」とか「夫婦茶碗」とかだな。
ああいうのが本当の美しい文章。

読みながら文章に酔ってるようじゃ集中できないだろ
技巧が目立っちゃいかん

泉鏡花は本当にいい。
多少世俗的な感じもするが婦系図が特に好きだ。

テネシー・ウィリアムズ

アフィ城アフィ太郎

>>80
文体としては、意外とラノベに近いんだけんどナ
地の文は一人称から観たままニュートラルに描写する場合が多いけど、
会話や内面描写では回りくどさや洒脱や時にはケレン味を多用するからな
プロットがシンプルwなのもラノベ的かw

ダールは、Over to Youは面白いかったな

ボリス・ヴィアンとトルーマン・カポーティは原文で読んで見たいけど、ヴィアンの方は叶わぬ夢となりそうだぬ( ˆωˆ)

閉店まで私は飲み続けた。五人姉妹のなかでいちばん、町でいちばん美しかったキャス。
どうにかハンドルを握って部屋まで帰り着くあいだ、私はずっと考えていた。「やめとく」を聞き入れないで、いっしょに暮らそうと強引にいうべきだった。
言葉のはしはし、動きの一つ一つに、彼女の不安はあらわれていた。だというのに私は、まったく感じ取ろうとしなかった。
だらしがなさすぎた。私には生きる値打ちはなかった。野良犬とかわらなかった。
しかし、犬を責めてどうなる。私は起き上がってワインを浴びた。
キャス、町でいちばんの美女は二十歳で死んだ。
車のクラクションを鳴らすやつがいた。けたたましく、いつまでたっても止めようとしなかった。
私はワインボトルを置いて大声で叫んだ。
「ばかやろう、静かにしねえとぶっ殺すぞ」
夜は次第に濃くなった。私にはできることが何もなかった。

アイリッシュ「幻の女」

http://www.aozora.gr.jp/cards/001475/files/54372_46225.html