震災を口実とした解雇の撤回を求めてソニー労働組合仙台支部(電機連合加盟)に加入し、「正社員として再就職するまで会社に責任を持たせる」解決を勝ち取った期間社員12人が2日、
自宅待機を解かれ、1年ぶりにソニー仙台テクノロジーセンター(宮城県多賀城市)への出勤を再開しました。
朝8時前、工場門前には支援した人たち30人が待ちかまえ、花束を期間社員一人ひとりに手渡しました。国会でソニー問題を取り上げた日本共産党の山下芳生参院議員からも花束が届きました。
出勤してきた正社員たちも、期間社員に笑顔で声をかけていきます。
ひげをそって出勤した小高洋さん(31)は、「ここまでこられたのは支援のおかげです。非正規雇用問題の解決に進んでいくため、門をくぐります」とあいさつしました。
松田隆明委員長は、「この勝利を力に、職場の要求を前進させるため、今後も頑張っていきます」と強調しました。
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-04-03/2012040301_03_1.html