中年フリーター「惨めな生活。朝起きたら若い頃にタイムスリップしてないかなあとか、考える」

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富永大さん(仮名・37歳)/月収12万円/工事現場バイト。先日、同窓会の案内が届くも
「今の状態では無理」と欠席。そんな彼の最近の楽しみは、月に数回遊ぶ1円パチンコ。
「少ないお金で遊べ、嫌なことを忘れられる」と理由も後ろ向きだ
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35〜44歳の高年齢フリーターが50万人を突破した。富永大さん(仮名・37歳)もその一人だ。
「朝起きたら20歳の頃にタイムスリップしてないかなあ。最近、そんなことばかり考えちゃうんですよ」
 苦笑いしながら、現実逃避発言をするのはフリーター歴13年の富永さん。大学時代に
はじめた工事現場やイベント会場などの警備員アルバイトを今も続けている。 
「20代の頃は飲みにも行ったし、パチスロや風俗で遊ぶこともできた。こんなことにな
るならパーッと使わずに少しでも貯金しておけばよかった」
 ちなみに、フリーターになる前は大学生。学業そっちのけでバイトと遊びに明け暮れ、
留年を繰り返した後に中退した。
「当時も就職氷河期。自分は地方のFランク大学だったし、いくら就活に励んでも内定が
取れない人も多かった。それで就活するのがバカらしく見えて、バイトでもいいと思って
働きはじめたんです」
 だが、一度フリーターになってしまうと、そこから就職するのは周りが考えている以上に難しい。

 警備用の誘導棒を振りすぎて四十肩になったという富永さんの生活は、崖っぷちに立たされている。