秋田の会社社長がオフィスで昼食自炊−毎日ネットで公開、話題に
http://akita.keizai.biz/headline/1424/ 会社で昼食を自炊したメニューをツイッターなどに投稿する長谷川敦さん
http://images.keizai.biz/akita_keizai/headline/1332915982_photo.jpg 【画像】オフィスの炊事場で自炊するウェブ制作会社社長の長谷川敦さん
http://images.keizai.biz/akita_keizai/photonews/1332916645_b.jpg ウェブ制作などを手掛ける秋田市内の会社社長が会社で自炊し、
毎日のようにメニュー写真をツイッターなどで公開する様子が現在、話題になっている。
会社で昼食を自炊するのは、ウェブプロダクション「トラパンツ」(秋田市川尻御休町)を
経営する長谷川敦さん。2010年秋、塩分を控えるようにとの医者の診断を受けたことをきっかけに、
もともと料理が趣味だったことも手伝い、会社で自炊を始めた。
12時ごろになると「どれメシでもクリエートするか会社で」とツイッターに投稿。
調理は社内にある3平方メートルほどの炊事場で行うが、ガスの設備がないため、
調理器具はキャンプ用ガスバーナーなどアウトドア用品を使う。
乾麺や野菜などをメーン食材に、「春キャベツのパスタ」「冷やし中華」、
冬には「寒タラのイタリアン」など料理に季節感を取り入れたり、
「南部せんべい入りうどん」などの創作料理も考案したりしながら、これまでに会社で作った昼食は300食を超える。
昼休みのほとんどを調理と皿洗いに費やしてしまうが、「自炊するようになってから8キロほどやせた(笑)。
ツイッターを通じて栄養バランスなどアドバイスしてくれる人もいて楽しい」と長谷川さん。
取引先などからもらった地元の食材を通じて、「秋田には稲庭うどんだけではなく、
能代や本荘にもおいしいうどんがあることを知った」とも。
45人ほどのスタッフが働く同社。
「社長が調理道具を載せたカートをガラガラと引く音が聞こえると昼時の合図(笑)。
メニューはいつもおいしそう」と女性スタッフの一人。
当日自炊したメニューは13時ごろ、ツイッターなどに写真付きで掲載。
今夏、これまでのメニューをまとめた冊子の発行も予定する。