日本ケータイ小説大賞 作者の顔から文章まで全てがひどいと話題 ★3

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72番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
205 自分返信:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です[] 投稿日:2012/03/26(月) 12:21:25.09 ID:CK/MwOVl0 [5/8] ?PLT(13097)
http://img.2ch.net/ico/u_sasu.gif
>>149
頑張った

俺は死にたかった。切実に死にたいと思っていた。ある日歩いていると突然背後から通り魔に刺されたりしてポックリといけないものだろうか。
いや、俺だけが死ぬというのは割に合わない気がする。よって地球の人類全員が滅んでしまえばいい。

ところで、実はこの教室には爆弾が仕掛けられていて、それが数分後には爆発する予定である。
まるで積み上げられた積み木の城を崩すように、あっけなく何もかもがこっぱみじんになるのだ。
そんなたわいもない妄想をしていると、自分のことながらあまりの馬鹿馬鹿しさに腹から笑いがこみあげてくる。
日差しが降り注ぎ、多少眩しいがそれ以上ポカポカと春の陽気を感じることのできる窓際最前列の席。
こんな特等席で、こんな物騒なことを考えてる俺は果たして狂っているのだろうか。
――いいや、それは違う。
おかしいのは俺以外のクラスメートで、俺はいたって普通なのだ。俺は決して間違ってなぞいない。それは俺が保証する。

「うぉぉ!美季見てたらアソコが痛ぇ!」 「やぁだ!サイテー!」あまりにも下品な会話に、俺はたいして手入れもされていない眉をひそめる。
「俺のアソコがぁぁ?!シッコシコー!」草野はクラス中どころか廊下にまで響き渡りそうな音量の奇声を発しながら悶えていやがる。「わざとらしいんだよ!」と俺は心の中でツッコミを入れる。
「もう?やぁだぁ?!」などと言いながらも美季は笑っている。
「草野サイアク!」 キモい?!」女子たちは草野に非難の声を浴びせるのも当然のことだろう。男の俺でさえドン引きなのだから。
しかし、よくよく思えば彼女たちも本気で言葉を浴びせているわけではないのであって、ひょっとするとこの程度でドン引きする俺が異常なのだろうかと冷や汗が出てくる。
そして、それを草野も分かっているのだ。どこまでもあざとい奴め。
ますます調子に乗っていやがっており、腹立たしいことこの上ない。