大麻使用で小学教諭懲戒免職 愛知県教委
2012年3月28日 00時50分
愛知県教委は27日、大麻を複数回にわたって使ったとして、田原市立和地小の松井祥悟教諭(32)を懲戒免職処分とした。
教諭は6年生の担任。正式な教員採用に先立って小学校講師を務めていた2003年ごろから今年1月までに20〜30回使用したという。
県教委によると、愛知県警が1月25日、大麻取締法違反容疑で同県豊川市内の喫茶店を捜索した際、松井教諭も店内にいた。
このときは大麻を使用していなかったが、31日に藤城信幸校長に1月15日に田原市内の宿泊施設前で吸ったことなどを報告。
その後自宅で謹慎中だった。書類送検などはされていない。
学校側は2月に6年生の保護者に事情を説明した。今後、6年生の各家庭を訪問し、懲戒免職処分とした経緯を話す。
松井教諭は「軽い気持ちで吸っていた。子どもたちや同僚、保護者らを裏切る行動で後悔している」と県教委に話している。
和地小の藤城校長は「陸上、水泳、バスケットボール部の指導に熱心な教師だったので本当に残念。子どもたちの心のケアにも努めていきたい」と話している。
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012032890005021.html