猫ひろしはカンボジア政府公認のアスリート 叩いてる奴はアフィブログに流される1ビット脳wwww

このエントリーをはてなブックマークに追加
9番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です
──東電の経営を担える人材を外部から登用するのは困難との見方もある。

 だからこそ、100%国有化する必要がある。そうすれば、政府が任命責任を完全に握ることができる。
政府が全責任を負うということだ。全面的に責任を負っている国が人選をして、(登用した人材が)ダメ
だったらクビにして、いい人材が出てくるまでそれを続けるということだ。

 今のような形だと、いったいだれが責任を負っているのか分からない。最終的な責任は東京電力に
あるわけだが、責任の所在は非常に不明確だ。公的な機能を負っている以上、電力会社そのものを
なくすわけにはいかないのだから、今回は国が全部責任を持つ。そのような形で責任の所在を明確
にしなければならない。
──国有化後の東電の姿はどうあるべきか。

 東電を民間に売るということが極めて重要だ。国有化はするが、それは一時的なものだ。ただし、
その間は政府がすべて責任を持つ。リストラをできるだけ行い、価値を高める必要がある。

 売却の際には、発電の部分と送電の部分を分ける必要がある。送電については規模の経済性が
あるから、これは1社でやる方がいい。これは公的な機能を持った民間会社になる。しかし発電に関して
は規模の経済性はない。むしろできるだけ競争してもらう方がいい。それを商社が買っても関西電力が
買っても、どこが買ってもいい。実際、足利銀行は野村証券を中心とするグループが買った。そういう
形で、きれいにしてできるだけ高く売ればいい。

 1つ問題になるのが原子力発電所だ。原発については国の方針がまだ決まっていないのでこれは
当分、国の組織が持ち続けるというのが選択としてはあり得るものだと思う。

 東電をモデルケースにして、同じような枠組みを全国の電力会社にあてはめていく。10年前、小泉
内閣のもと、経済財政諮問会議ですでに、電力の新規参入や発送電の分離に関する議論を散々
行った。それに最も強く抵抗したのが東電だった。あの時、もっと発電に競争原理を導入し、たくさんの
発電業者を入れていれば、電力不足にはならなかった。