【若葉S】ワールドエース、2馬身差完勝
仁川で格の違いを見せつけた。圧倒的な1番人気に推されたワールドエースが、きさらぎ賞に続いて若葉Sを連勝。福永は「きょうの芝は前残りばかりだったし、厳しいレースになると思ったけど、よく頑張ってくれたね」と豪快に突き抜けたパートナーを絶賛した。
後手を踏んだが、落ち着いて後方を追走。直線はロスを覚悟で大外へと持ち出す。鞍上の右ステッキが飛ぶと、1頭だけ次元の違う脚を披露。次位に0秒6差をつける上がり3F35秒3で、逃げ粘る2着馬を難なくかわして2馬身突き放した。
皐月賞(4月15日・中山)、ダービー(5月27日・東京)の王道ローテを歩む。課題の折り合い面での収穫はあった一方で「スタートという新しい課題も見つかったし、きょうのレースが生きるはず。能力は高いので一緒にG1で結果を出せれば」と鞍上。
まだ発展途上。さらなる成長を遂げて世代の頂点をつかむ。