埼玉県所沢市のご当地アイドルを創り出すプロジェクト「ZAWAガール」が始動した。
(略)
「ZAWAガール」は地元活性化に取り組む有志らが実行委員会を結成して取り組むプロジェクト。現在、プロジェクトには女性メンバー6人が加入している。
それぞれがモデルやシンガーとして独自に活動するほか、3月にはプロジェクトの中から歌とダンスが得意な中高生メンバー4人を選出し、ユニット「B−FLY!」を結成した。
実行委員長の三上広明さんは、「ご当地アイドルによって新しい風を所沢に取り入れたかった」とプロジェクトのきっかけを話す。所沢市内のダンススクールから
スカウトしたり、公募によって集めたメンバーは14〜20歳とフレッシュな世代。「町ぐるみで彼女たちを育てることで、一体感を生み出せれば」という。
所沢市が航空発祥の地であることにちなみ、「大きく羽ばたいて」との願いを込めて名付けられた「B−FLY!」は、あどけない雰囲気だが本格的なダンスが持ち味。
週の半分以上をダンスレッスンとボイストレーニングに費やしている。
B−FLYは18日、所沢市内のイベントで女性ミュージシャンのカバー曲を歌う初ライブを披露した。現在は市内在住のミュージシャンが提供したオリジナル楽曲を
練習中で、早ければ5月中にもCDを発売、インディーズデビューを飾る予定だ。今後はイベント出演やレコード店などでのインストアライブを重ねて実績を積み、
メジャーデビューを目指す。
「地元だけではなくメジャーで活躍して、所沢の魅力を発信してほしい」と三上さん。現在、11〜20歳の女性を対象に追加メンバーを募集中で、25日にはオーディションも行うという。
B−FLYのメンバーの1人で所沢市在住の高校1年、田辺百合花さん(16)は「まだまだ歌もダンスも未熟だけど、安室奈美恵さんみたいなビッグアーティストになりたい」と
意気込む。同じく所沢市在住の高校1年、鈴木仁美さん(16)は「ずっと所沢に住んでいて、愛着がある。自然が豊かで住みやすい所沢のよさをアピールしたい」と笑顔を見せた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120320-00000537-san-soci.view-000 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120320-00000537-san-soci