「シャーロック・ホームズ」オリジナル吹き替え収録現場に潜入
3月18日(日)にテレビ朝日系『日曜洋画劇場』で放送される「シャーロック・ホームズ」(2009年・アメリカ)の、オリジナル吹き替えのアフレコが都内で行われた。
「シャーロック・ホームズ」はアーサー・コナン・ドイルの推理小説「シャーロック・ホームズシリーズ」を基にした作品。類まれな推理力に加え、超人的な武術家という新たなホームズ像を描くアクションミステリー。
今回『日曜洋画劇場』のために録り下ろされる吹き替えは、ホームズ(ロバート・ダウニーJr.)に大塚芳忠、その相棒・ワトソン(ジュード・ロウ)役は堀内賢雄と、「フルハウス」の吹き替えでも共演し、プライベートも親交のあるコンビが演じる。
脇を固める声優陣も人気作で主役をはるベテランや人気声優が集結する豪華な現場となった。
アフレコは複数のマイクの周りに声優陣が腰掛け、各自が台本を手に代わる代わる立ち上がりマイクにせりふを吹き込んでいく。
大人数が登場する乱闘シーンでは、大塚芳忠らが迫力のうめき声やかけ声などを披露。スピード感あふれるシーンが、声優陣のコンビネーションでテンポ良く進んだ。
途中、「台本にある“鼻すすり”を忘れてしまった」など、大塚芳忠が細かな抜けにも気を配り自らやり直しを申し出るシーンや、声優陣がスタッフの細かな指示に的確に答えていくひと幕など、プロならではの意識と技術の高さを感じさせた。
しかしNGが出ると、笑いが現場を包みなごやかな雰囲気になるなど、緊迫感と緩和が入り混じった独特の空気がある現場だった。
また今回、大塚周夫と大塚明夫の大物声優の実の親子共演もみどころの一つになっている。
『日曜洋画劇場』「シャーロック・ホームズ」は、テレビ朝日系で3月18日(日)午後9時から放送される。
「シャーロック・ホームズ」キャスト
●シャーロック・ホームズ…大塚芳忠
●ジョン・ワトソン…堀内賢雄
●ブラックウッド卿…大塚明夫
●アイリーン…沢城みゆき
●モリアーティ教授…石塚運昇
●メアリー…田中敦子
●レストレード警部…樋浦勉
●クラーク巡査…隈本吉成
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