台湾との文化交流事業などを行う日本の団体、日台スポーツ・文化推進協会は29日、東京都内で記者会見を行い、
震災で多額の義援金を贈ってくれた台湾の人々に感謝の意を示すため、「絆の桜」と名付けた桜の苗木を台湾・台南市で植樹すると発表した。
4月14日に同市で植樹式を開催、日本からの参加者を募集している。
同協会によると、台湾からは約200億円の義援金が寄せられた。
苗木は台湾桜に日本の河津桜を接ぎ木したもの。台湾で日本統治時代に農業近代化に尽力した日本人技師、八田與一氏の業績をたたえた記念公園周辺に約200本植え、植樹式の参加者名を記した石版も設置するという。(共同)
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012022901001827.html