毎日新聞 2月29日(水)14時23分配信
岐阜県海津市南濃町で特産の「蔵出しみかん」の出荷作業が始まった。
12月上旬に収穫したミカンを室温5〜7度の土蔵で2カ月以上寝かせ熟成。
余分な水分が抜けるため、サイズは通常のミカンよりふた回りほど小さいが、皮は柔らかく、酸味が中和されて甘みが増す。
生産農家の川合聡さん(49)は「昨年6月の気温の上昇からか、多くの花が落ちて収穫量も激減し、全体の6割が大ぶりのミカンになってしまった。それでも味は良いですよ」と苦笑い。
出荷は3月末まで続き、期間中は同町の道の駅「月見の里」やJAの直売所「ファーマーズマーケット南濃店」で購入できる。【兵藤公治】
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