NECが作った電子入札システムがリアル土方にハッキングされ広島市が大損害w

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落札予測可能と電子くじ中止

広島市の公共工事や委託業務などの電子入札で、複数の業者の応札額が同じだった場合に落札者を決める電子くじの
当たりが「特定の業者に偏っている疑いがある」として、市が電子くじの使用を中止していたことが24日、分かった。

 市は事務の効率化や透明性確保を目的に、電子くじを2011年9月に導入。入札参加業者に与えられる5桁の番号や応札額などを
電子入札システムが計算式に当てはめて落札業者を決める。

 市内部で、過去の入札で特定業者に当たりが偏っているとの懸念が浮上したのは22日。「(当たる)番号が推測できる可能性がある」
と使用中止を決めた。同日予定した清掃委託業務など30件の入札は延期した。当面は業者がくじを引く従来の方式で決める。

 市は問題に気付いた経緯や疑義がある入札件数などについて「調査中なので言えない」。一方で「偶然偏った結果なのか、
不正やシステム上の不具合があるのかを含め、詳しく調査しなければ分からない」と説明する。

 市が電子くじを導入した11年9月以降の3カ月間で、最低制限価格制度による入札は322件実施された。うち67%の217件の入札で複数業者が同額で応札し、
電子くじで落札業者を決めた。

 電子くじを含めた電子入札システムはNECが開発した。市は同社にシステムに問題がないか調査を要請。入札参加業者への聞き取りも検討する。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201202250031.html