神戸市兵庫区菊水町の市道夢野白川線で昨年11月、大型トレーラーが路線バスに追突するなどして、
乗客ら30人が重軽傷を負った事故で、兵庫署などは17日、トレーラー運転手(64)を自動車運転
過失傷害容疑で、運転手と姫路市の運送会社「松川コンテナサービス」を道路法違反(無許可通行)
容疑で、神戸地検に書類送検した。
容疑は運転手は、同月30日正午ごろ、的確なブレーキ操作を行わず、バスに追突して
玉突き事故を起こし、乗客らに骨折など重軽傷を負わせたとされる。同社と運転手は、
トレーラーが長さ制限(12メートル)を約3・7メートル超える特殊車両にも関わらず、
市の通行許可を受けなかったとされる。
同社関係者は「許可申請を出すのが面倒だった」などと供述、運転手も容疑を認めているという。
有料道路だった同線は、08年10月の無料化後に交通量、人身事故ともに急増。市は今月27日から、
事故現場付近の車線を減らす社会実験を行う。
http://mainichi.jp/area/hyogo/news/20120218ddlk28040338000c.html