2月2日、大阪市旭区長のブログに、市内の一高校生から寄せられたメールを紹介するエントリーが登場。
「病院内で通える高校を作って欲しい」という要望に、大阪市の橋下市長がスピード対応したエピソードが紹介されている。
K君は、小中学生の時に重病を患い、病院内の「院内学級」という制度を利用して勉学に励んだ少年。
名門高校に進学したものの、再び入院することになってしまったそうだ。
ところが、大阪府には「院内高校」というものが存在しておらず、K君はSkypeなどで授業を中継してもらっていたという。
そこで、「院内高校」の設立を求めるメールを区長に送ったのだ。
山本区長はすぐに橋下市長にその旨を伝え、「K君にひとことでいいから何かメールで声をかけてくれ」と依頼。
「K君、貴重なご意見を頂きありがとう。
僕ら政治家は大きな話をしたがるけど、K君一人を救えないなら政治なんか要りません。
K君の頑張りは、文章から溢れんばかりに伝わってくる。
僕ももう一頑張りしないといけないと、エネルギーをもらったよ」(一部抜粋)
というメールを紹介した。
府教委(大阪府教育委員会)ではすでに具体的な検討が進んでいることなどを報告。
「こういった取り組みが全国で広がっていく事を楽しみにしています」
「涙なしでは読めなかった」
「橋本市長の行動の速さも凄いけど、Kくんの行動力も凄い」(原文ママ)
と、関係者の対応を評価する声が上がっている。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120209-00000000-rnijugo-inet