日本人美女タレントらの暴行事件に台湾社会の批判噴出
台北市内の路上で2月3日未明、タクシーの日本人乗客ら4人が運転手とトラブルになり、乗客が運転手に殴る蹴るの
暴行を加え、重傷を負わせる事件が発生した。台北地方検察署は11日までに、男性1人と女性1人を傷害罪で起訴した。
この女性が台湾を舞台に活動する日本国籍の美人タレントだったことから台湾メディアは大きく報道した。インターネット上
では市民の批判が噴出し、対日感情の悪化も懸念される事態に発展、日台双方の交流窓口機関なども対応に追われる
ハメとなって…。 (台北 吉村剛史)
「注意」がアダに
地元警察や台北地検などによると、傷害罪で起訴された男性は、東京都内でバーなどを経営するとされる友寄隆輝
被告(34)=求刑6年。
また、MAKIYOの名前で、主に台湾を舞台に活動しているタレント、川島茉樹代被告(27)=求刑4年。
事件は3日未明、台北市内の路上で両被告が友人の女性2人と市中心部のレストランで飲酒後、ホテルに向かうため
計4人でタクシーに乗車した。
しかし、ホテルに向かう途中の車内で、運転手(55)と口論になり、路上で車を停止させた後、両被告が運転手の頭や
胸に殴る蹴るなどの暴行を加え、運転手に骨折などの重傷を負わせた。
台湾では今年2月1日以降、乗用車の後部座席でもシートベルトの着用義務に違反した場合、運転手の告知がなけれ
ば乗客に最高6000台湾元(約1万5000円)の罰金が科されるようになったため、運転手が注意したのが口論のきっか
けだったという。
http://sankei.jp.msn.com/world/news/120211/chn12021118000003-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/images/news/120211/chn12021118000003-p1.jpg