国土交通省近畿地方整備局は9日、全線開通に向け工事中の京都縦貫自動車道・
丹波綾部道路の京丹波わちインターチェンジ(IC、京丹波町才原)−丹波IC(同町市森)間
(18・9キロ)について、土地収用法に基づく事業認定を受けたと発表した。工事区間の
未取得用地について、地権者の了解なしに土地の収用ができるようになり、平成26年度に
全線開通の見通しとなった。
久御山IC(久御山町森)から宮津天橋立IC(宮津市北)まで府内を南北に縦断する
京都縦貫自動車道(約100キロ)は4つの道路で構成。中央南部分の京都丹波道路と
最北端の綾部宮津道路は開通しているが、最南端の京都第2外環状道路と中央北部分の
丹波綾部道路は一部開通となっている。
すでに用地取得が終わっている京都第2外環状道路は来年度に全線開通の見込み。
未開通の京丹波わち−丹波IC間で93%(契約件数ベース)の用地を取得している
丹波綾部道路でも今回、残りの用地を取得するめどが立った。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/120210/kyt12021002100004-n1.htm