岩波「コネ」採用事件にみるコミュニケーションギャップ (1/2)
コネ採用が良いの悪いの言う前に、そもそも岩波書店はコネ採用なんて言ってないのではないでしょうか。
同社採用ページには……。
応募資格
A:4年制大学卒業者(2013年3月卒業見込者を含む)1982年4月2日以降生まれ。
B:出版関連業務(編集/製作/校正/販売/宣伝/経理/総務など)経験者=学歴は問わない
年齢:35歳程度まで ※岩波書店著者の紹介状あるいは岩波書店社員の紹介があること
……としか書かれていません。
岩波書店の肩を持つつもりはビタ一文ありませんが、これって「コネ採用」なんですか?
そもそも「コネ採用」ってどんな意味なのでしょうか。
コネがありさえすれば「誰でも採用」という意味にはおよそ取れませんし、
総理大臣や経団連会長のせがれならどうか知りませんが(多分ないと思いますが)、
コネがありさえすればどれだけ無能で学歴や能力や体力も就業がおぼつかないような人間でも採用するなんてあり得ません。
しかも、岩波書店は「コネを持ってくればどんなバカでも全員採用」と書いているのではなく、
「紹介があること」としか書いていません。
まったく面識のない岩波書店の著者や社員から「紹介を受ければ」誰でも応募できます。
そこから選考になるのです。これってコネ採用ですか?
http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1202/07/news018.html