京都 国立病院で患者情報紛失
2月6日 21時34分
京都市右京区の国立病院機構・宇多野病院が、患者1600人余りの病名などを記録したUSBメモリーを紛失して
いたことが分かりました。病院によりますと、これまでのところ、個人情報が悪用されたケースは報告されていない
としています。
国立病院機構宇多野病院によりますと、先月17日の夜、病院の事務室で使われていたUSBメモリーがなくなっ
ているのに、職員が気付きました。紛失したUSBメモリーには、患者の住所や電話番号は含まれていませんが、
患者1671人分の名前や生年月日、それに病名や手術の内容などが記録されていたということです。
病院によりますと、これまでのところ、個人情報が悪用されたケースは報告されていないとして、文書で患者に経
緯を説明し、謝罪しました。
宇多野病院の小西哲郎院長は「個人情報の厳重な管理を徹底して、再発防止に務めたい」とコメントしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120206/t10015821761000.html