紀伊半島、警戒区域を全解除へ 国交省が「安全宣言」
http://www.47news.jp/CN/201202/CN2012020601001734.html 国土交通省近畿地方整備局は6日、昨年9月の紀伊半島豪雨でできた奈良県五條市と
同県十津川村の土砂ダム2カ所について「土石流発生の危険性は低い」などとする事実上
の安全宣言を県や市、村に通知した。
紀伊半島豪雨では、奈良、和歌山両県の計5カ所の土砂ダムで決壊の恐れがあるとされ、
4ダムの周辺地域が立ち入り禁止の警戒区域とされた。今回の通知で約5カ月ぶりにすべ
て解除される見通し。
整備局によると五條市大塔町清水の赤谷地区の土砂ダムでは、水を抜くための仮排水路
工事が一部完了。十津川村長殿の土砂ダムは満水までの水位差が約40mあり、いずれも
決壊する危険性は低いと判断した。
2012/02/06 16:16