「普天間固定化回避に全力」 野田首相、米軍再編見直しで
野田佳彦首相は6日午前の参院予算委員会で、在沖縄米海兵隊約8千人のグアム移転計画を4700人に縮小し、
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設と分離する米軍再編見直しの日米合意について
「抑止力を維持しながら、沖縄の(基地)負担軽減を具体的に進めるために知恵を出そうとしている。
普天間飛行場が固定化しないよう、全力で協議を進める」と強調した。
玄葉光一郎外相は「一定の方向性はできるだけ早く出したい。詳細にわたる結論は時間をかけてやっていかなければ
ならない」と述べた。オバマ米大統領が予算教書演説を予定している13日までに日米で米軍再編見直しを大筋合意し、
発表する考えを示唆したとみられる。
田中直紀防衛相は1月23日の仲井真弘多(ひろかず)知事との会談について「防衛省の事務方からはこれから
(米軍再編見直しを)煮詰めて協議に入るかもしれないという報告を受けていたが、具体的に知事に言う段階ではないと
私が判断し、議題にしなかった」と釈明した。
自民党の林芳正氏への答弁。
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120206/plc12020614320006-n1.htm