全日本空輸などが出資する格安航空会社(LCC)、エアアジア・ジャパンが2日、
国土交通省から航空法に基づく航空事業許可を取得した。
同社は成田空港を拠点に8月からの営業を予定しており、資本金を現在の10億円から
最大50億円に増資するなど準備を進める。
同社は、エアバスのA320−200型機(180人乗り)3機を使用。国内線では
8月に成田−札幌、福岡、那覇、国際線では10月に成田−ソウル(仁川)、
釜山の就航を予定している。2013年末には10機まで増やす方針で、
台湾や中国などの国際線や国内線への新規就航を検討する。
運賃は5月に発表する予定で、大手航空会社の半分から3分の1程度となりそうだ。
岩片和行社長は「安全、安心して利用できるLCCとして、
高速バスのように使ってもらいたい」などと豊富を述べた。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120202/bsd1202021546008-n1.htm