【1月31日 AFP】
ノルウェー児童福祉当局が27日、同国南西部スタバンゲル(Stavanger)在住のインド人の両親から引き離して里親に出した子ども2人を、
インド在住の叔父に託す方針を示唆した。
両親であるアンラップ・バッタチャリャ(Anurup Bhattacharya)さんとサガリカ(Sagarika Bhattacharya)さん夫婦が在住するスタバンゲルの自治体が発表した声明によると
「両親は、父親の兄弟に親権を渡すことを提案した」という。
同声明はまた、「スタバンゲルの児童福祉当局は、インド内の血縁者に親権を託す可能性も前向きに考慮する」としている。
夫婦は8か月前、子どもたちに手で食事を与え、子どもたちと一緒のベッドに寝ていることをノルウェー当局から問題視され、
アビギャンちゃん(3)とアシワリャちゃん(1)の親権を失った。
夫婦は、こうした行為はインドではごく普通のことで、母と子の間のきずなの一部とみなされると
インドのテレビ放送を通じて訴えており、インド国内での関心が高まっていた。
インドのS・M・クリシュナ(S.M. Krishna)外相は23日、「子どもたちが実父母のもとに帰れるよう、友好的で迅速な解決を見出すこと」をノルウェー当局に求めていた。
http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2854543/8393834