サムスン電子、過去最高の売り上げ
スマートフォン販売好調で
サムスン電子が27日発表した2011年12月期決算は、スマートフォンの販売好調を追い風として、売上高が
前期比7%増の165兆ウォン(約11兆3000億円)に達し、過去最高を更新した。営業利益は16兆2500億ウォン
(約1兆1100億円)で、過去最高だった前期に比べ6%減少した。
携帯電話事業部は昨年、ギャラクシーS、ギャラクシーS2、ギャラクシーノートなどが連続してヒットし、営業利
益が通年で8兆2700億ウォン(約5700億円)、第4四半期だけで2兆6400億ウォン(約1810億円)に達した。テレ
ビ事業部は営業利益が通年で229%増の1兆4100億ウォン(約970億円)となり、半導体部門も7兆3400億ウォン
(約5030億円)の営業利益を上げた。しかし、ディスプレー事業部は、液晶パネルの供給過剰と需要低迷により、
7500億ウォン(約510億円)の営業損失を出した。
サムスン電子は今年の設備投資額を昨年より2兆ウォン(約1370億円)多い25兆ウォン(約1兆7100億円)に設定
した。内訳は半導体に15兆ウォン(約1兆300億円)、ディスプレー(液晶パネル)に6兆6000億ウォン(約4520億円)
のほか、研究開発センターの設置などだ。
白剛寧(ペク・カンニョン)記者
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/01/28/2012012800407.html