頭の輝き競う、横手市で光頭相撲 行事、虫眼鏡で念入り検査
「髪の少なさにくよくよせず、光る頭で社会を明るくしていこう」と旧雄物川町の有志が結成した「光頭会」の番付編成会議が27日、
横手市雄物川町の交流センター・雄川荘で開かれた。
会員10人のうち5人が、頭の輝きを競う「光頭相撲」と頭に付けた吸盤を引き合う「吸盤綱引き」の2種目で熱戦を繰り広げた。
光頭相撲では、昨年までの番付に従い東西の横綱、大関、関脇同士が対戦。
行司の合図とともに自慢の頭に載せた手ぬぐいを外すと、行司が虫眼鏡で輝きや色つやなどを念入りに調べ、勝者に軍配を上げた。
吸盤綱引きは5人によるトーナメント戦で、頭に赤いあざができるほど激しい引き合いを展開した。
光頭相撲で横綱同士の戦いを制した東の横綱・中村光清さん(88)=本名清一=は
「週4日デイサービスに通い、念入りに洗ってもらっているおかげ」と笑顔。
綱引き初優勝の藤原光藤さん(73)=本名廣=は「特別な手入れはしておらず、毎日シャンプーするぐらい。勝てて気分が良い」と喜んだ。
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