【インド社会】オーランガバードで1万5,000人以上が国家斉唱、世界記録に認定
インド国歌「ジャナ・ガナ・マナ」を1万5,000人もの人々が一同に会して歌うというイベントが、マハラシュトラ州オーランガバードの
スポーツ・スタジアムで1月25日、開かれ、一つの地点での国歌の合唱人数の世界記録を更新した。PTI通信が同日付で報じている。
国家誕生100周年を記念してこのイベントを主催した地元企業ロークマット・メディアによれば、公式な参加者数は1万5,243人で、
この記録はギネスブックに登録される。これまでの世界記録はパキスタンでの5,800人だった。
ギネス・ワールド・レコード(GWR)のアンドレア・バンフィ判定長はこの功績を認め、ロンドンから訪印。同氏からは、
上院議員を務めるロークマット・メディア会長のビジャイ・ダルダ氏に対し、参加市民の代表として証明書が授与された。
ロークマット・メディアのダルダ会長は参加者を讃え、次のように述べている。「オーランガバードは、他の助けを借りることなく、国の誇りを体現した。ギネス認定は共和国記念日(1月26日)を
翌日に控えたインドへの、われわれからの贈り物だ。インドの団結と多様性の中の統一を証明する素晴らしいイベントを催すことができた」。
このイベントに参加するため、オーランガバードのさまざまな場所から人々が集まり、中には遠方からの参加者もいた。公式収容人数4万5,000人のスタジアムが満員となったため、
1万5,243人というGWRの認定人数には驚きの声も出たが、ギネス・ワールド・レコードのバンフィ氏は、「競技場を埋め尽くしたすべての人を参加者に含めるわけにはいかないし、物理的に全員を数えるのは不可能だった」と述べている。
同氏によれば、「1回目の斉唱の後に多くの人が帰ってしまったが、ギネス・ワールド・レコードの基準にしたがって適切に数えられるよう、
ロークマット・メディアに対し、参加者にもう一度整列して集まって国歌を斉唱してもらうよう要請した。1万5,243人という数字は2度目の斉唱の後にカウントしたものだ」という。
http://news.indochannel.jp/img/200157159.jpg http://news.indochannel.jp/news/nws0004163.html