ワカメ:益田・鎌手小5年生が種付けのワカメを刈り取り しゃぶしゃぶで味わう /島根
益田市立鎌手小(洗川玲子校長)の5年生11人が25日、同市西平原町の土田漁港で、
昨年11月に種付けしたワカメの刈り取りを体験した。
強風が吹き、雪が舞う中で行われた作業には、市立真砂小1〜6年の児童17人も参加。
子どもたちは、刈り取ったばかりの生ワカメをしゃぶしゃぶにして味わった。
山と川、海の環境を一体として学ぶ環境教育の一環。JFしまね職員の野村完治さん(60)らの指導を受け、
引き上げられたロープに付いた1メートル以上のワカメ約10キロ分を小刀で刈り取っていった。
鎌手小5年の亀地凌太君(11)は「種付きの時はあれほど小さかったワカメがとても大きくなっていて、
びっくりした」と感激した様子。
しゃぶしゃぶを食べた市立真砂小6年の城市志那さん(12)は「しゃきしゃきしておいしい」と話した。
この日の収穫の残りは、学校で干し、ふりかけにして給食で食べるという。
ワカメが残るロープは海に戻し、今後さらに2回ほど刈り取る。【江田将宏】
http://mainichi.jp/area/shimane/news/20120127ddlk32040563000c.html